千影が見た風景 第3章 その5

 

 うつ伏せに四肢をピクピクと伸ばして痙攣しながら犬より酷い扱いを受ける少女は、灼熱の雫の苦しみから逃れようと、悲鳴をこぼしながら身悶えている。

「あら? けっこう効いたみたいね。コレなんだか判る?」

 女は千影のお尻の上に熱く煮え立った液体を並々と称えたポットそっとおく。

「あづい! いや! いやぁ」

 文字通り転がるように逃れる千影。

「鞭とは違って怖いでしょ? これは樹液に香辛料や刺激剤なんかをよく熱して混ぜたもの」

「………はぁはぁはぁ」

 肩で息をしながら少し怯えた目でポットじっと見つめる。

「ちなみに、触ればピリピリ痒くなって腫れ上がるわよ。たぶん痒くなって今日は寝れなくなっちゃうかも…」

 もう一度。今度は千影の顔の横に垂らす。

「ひぃ!」

 飛び散った雫が鎖骨当たりに飛び散った。少量なので大した熱さではなかった。

 短い手足を使って千影は転がって逃れようとする。灼熱の雫は尻の割れ目を流れるように、肌に吸い付くように肛門、蟻の門渡り、そしてクリトリスを焼いて割れ目を炙ってから臍の下辺りからやっと落ちるのだ。

 ほんの数秒といっても鞭とは違う灼熱の舌は耐えられるものではなかった。

「今度は、どんなものか理解しているからきっと気持ちいいわよ」

「くぅ」

 くねくねお尻をふって逃れようとしても、雫は正確にお尻の割れ目に落ちた。

「きゃぁぁぁぁぁ」

 灼熱の雫は、今度はちゃんとした糸となって、アナルからクリトリスへと弾けるような痛みを千影に与えた。

「お尻を上げるの。高く上げれば許してあげるし、上げなければできるまでつづけるわよ」

 また尻の上でポットを傾けて糸を垂らす。

 灼熱の糸は敏感な粘膜をねっとりと舐めるように肌と恥肉を照り焼く、千影は泣き叫び悲鳴を上げながら前足がつぶれ尻を激しく振り続けた。

 この瞬間、尻の割れ目が裂け、恥ずかしい股間の秘裂も高々と見せ付けるように女に見せる。

 ドロドロに溶けた樹液を垂らした肉は加虐心をくすぐるには十分だった。

 

 

解説

 えっと、千影だけを出す予定だったのですが、もう井川的シスプリの集大成にしようかと思いまして、4章と5章を使って全妹コンプリートを目指しシスプリらしさを少しでも出そうと挑戦してみます。(だからどうしてシスプリらしさに繋がるというのは聞かないように)

 

 シスプリらしさというのは、はっきりないんですけど、群像劇を表現すればかってにシスプリらしさになるかなぁーと…。

 エロかいて(しかも外道)シスプリもないんですけど(え〜

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