衛を狩るモノ1  っで終ったらどうしよう?

 

 

「・・・・さん。・・・・さん。どうしたの?」

 先生が衛の様子が変なので怪訝な口調で話し掛けてきた。

 笑顔以外の顔を見たことがない生徒で元気一杯に手を上げて発言する衛が、今日に限って授業に集中していない。しきりに俯いて腰を浮かしてモジモジしている。

「はい・・・えっと・・・、調子が悪くて・・」

 たしかに微妙に熱を帯びた口ぶりだ。

「具合悪いの?」

 衛の顔を覗き込むと真っ赤にして視線を避ける。返事も歯切れの悪い曖昧なものだった。

「んんん・・・平気です。座ってれば良くなるかもしれないし・・・」

 泳いだ視線でまるで独り言のようにうめいた。

「せんせぇ。四葉が衛ちゃんを保健室にチェキするデス」

「私も付き添いするよ。四葉ちゃん」

 衛の姉妹、四葉と鈴凛が元気よく飛び出して心配そうな先生の横に立った。

「・・・そうね。貴方達、仲の良い姉妹ですものね」

「はーい」

 両側から机を挟んで四葉と鈴凛が駆け寄ってくと、怯えながら身を竦める衛。

「大丈夫衛ちゃん」

 四葉が心配げに話し掛ける。その表情は口調と裏腹に冷徹な顔をしていた。クラスメートは誰一人に気付かない。衛をヨロヨロと怯えながら教室の外へと連れ出された。

 外から見れば、体調の悪い女生徒を支えるようにしか見えなかった。

 教室を出るとき衛は一瞬、救い求めるように振り返ったが誰一人気付くものはなく、再び授業が続けられた。

 

「ふん、我慢しろって言ったじゃない」

「四葉たちを馬鹿にしてるデス」

 階段の踊り場まで連れ出すと、二人の少女は衛を壁に押し付けて履き捨てるように言う。

「だって・・・・こんなこと・・・」

 衛は堪えきれなくて泣き出してしまった。他の姉妹から受ける苛めは凄惨を極めていた。泳げない兄と衛は二人きりで特訓して以来、なにかと兄は衛と一緒に行動するようになった。あまり女の娘に免疫のない兄はまるで弟みたいな衛に対して親近感を覚えていたのだ。

 その事が他の姉妹は面白くあろうはずもなく、ちょっとしたイジワルが直ぐにエスカレートしていった。

「まぁいいデス。鈴凛ちゃんとたっぷりお仕置きしてあげるデス」

 四葉は泣き出した衛の手首を掴んで階段を下りていった。衛は逆らう気力も無く怯えながらついていく。

 鈴凛が携帯で何処かに電話をかけると、

「大丈夫だって、保健室は使えるって鞠絵ちゃんが教えてくれた」

「えぇぇぇ。昨日みたいにトイレで裸にしたかったデス」

 拗ねるように鈴凛の腕に体を絡める四葉。

 本当に仲の良い姉妹にしか見えない。愛らしい少女達は衛を冷たい目で見下げると口元を歪めた。

「あ、ああ、あうぅぅぅぅ」

 この眼で見られると気力が萎えて流されるままになってしまう。潤んだ目で衛は保健室に連れられて行く。

 

 三人は保健室に入ると四葉と鈴凛は慣れた動作でカーテンを閉め。パーテンションで奥にあるベットの部分を外から見えないようにした。外からは体育の授業の声がして、ここが学校であるのを思い起こさせて衛を惨めな気分にさせる。

 そして、衛だけ立たせて二人は並んで仲良くベットに座った。

「もう・・・こんなことやめようよぉ」

 そう哀願する衛。

「ふ〜ん。じゃぁ、四葉の秘蔵写真、学校中に貼ってくるデス」

「そうね。とても残念だよアニキとっても悲しむだろうな」

 ワザとらしくパスケースをチラチラと振って見える鈴凛。一人の女の娘が何人かの・・・おそらく女の子だろうに足を全開に広げられながら押さえつけられている。この写真で異常なのは無理やりとらされているポーズにも係わらず泣きながらVサインを作っている所だ。

「誰が見ても変態にしか見えないデス。裸でピースなんて四葉ならハズかしくて死んじゃいます」

「でも丁度いいかもアニキ。衛のこと弟みたいだと思ってるからこれみたら妹だって気付いてもらえるね」

「あー、それいいかも。でも、こんな変態だって知ったらアニキなんて思うかなぁ」

 口調こそ優しいが弄るような仕種を見せて衛を視線で舐めますように見る二人。

 四葉は立ち上がると衛の背中に体を押しつけるように合わせ、衛の体を撫で回す。

「細い身体・・・緊張してるデスか? 写真なら安心するデス。そんなに震えなくても咲耶ちゃんや春歌ちゃんみたいに四葉達は衛ちゃんに痛いことしないデスよ」

「そうだよ衛ちゃん」

 鈴凛が衛の短いスカートを捲くり上げた。

「駄目ェ!」

 悲鳴を上げて鈴凛の手ごと押さえてスカートを降ろす。でも、四葉が衛を羽交い絞めにして衛の中が露になってしまう。

「ふふ・・・かわいい・・・何度も見ても生えてないね」

 嘲るように鈴凛が呟く、衛はノーパンで授業を受けさせられていたのだ。短いスカートは完全に白いお腹まで捲り上げられ、秘丘から筋まで一直線に見えてまるで童女のように見えた。

言われて見られる恥かしさに加え、成長の遅さも嘲られて余計に羞恥に燃えた。

「ほら衛。自分で持って鈴凛達によく見せて」

 衛は溢れる涙を堪え、おずおずと自分のスカート受け取ると、おヘソの下あたりでまとめる。それだって、充分秘所は見れるが二人の残酷な姉妹は震える少女を許したりはしない。

「ほらココはどうなってるのか、見せろっていってるの!!」

 鈴凛は鋭い口調でスカートを衛の胸元まで勢いよく手繰り上げる。怯えた仔犬のように背筋を丸め衛は両手を使って腰を躾られたように突き出しながらスカートを持って見せつけるように自らの秘所をさらす。

「ホラ、足をもっと開くように教えたでしょう」

「ひゃんんんんんん」

 いつのまにか鞠絵がパーテーションの間から入って剥き出しのお尻を平手で打つちながら冷たく命令する。衛は突然の衝撃に悲鳴を上げ振り返って声の主を目で追う。

 鞠絵の姿を確認すると首を横に振りながら小声で「イヤァ・・イヤァ・・・」と言いながら徐々に足を開き遂には肩より広く開く。

「んきゃん!?」

 そうやって秘丘を突き出し、股を開いたポーズを取っていると、今度は四葉が衛の無毛の縦線に中指でなぞってやる。未開発の割れ目に異物を弄られるむず痒さに悲鳴が漏れる。

「どうデスか? 四葉の兄チャマを取ったことを反省したくなったデスか?」

 四葉は更に激しく中指の腹を強く押しつける。その動きに合わせて衛の腰はピクピクと動いて引こうとする。でも、そんなことをしたら鞠絵に何度お尻を叩きのめされるか知れたものではない。無遠慮に未開発の秘所に刺激が加えられ、そこから痺れるような快感に零れそうになった甘い声を黙って耐えるしかなかった。

「やぁ・・・ヘンだよ。四葉ちゃ、ちゃん。そんなところ触ったら・・あ、ひん、いけ・・・な、ななん」

 四葉は更に無慈悲に力を込めて縦線の中に指先をめり込ませようとする。ついには、四葉の中指の第一関節が衛の胎内へと沈む。その瞬間、衛の全身がビクンビクンの振るえ、腰を中心にブルブルと震えだした。

「また・・・ヘンなの、ボ、ボクの身体がヘン。ンキュ、抜いて抜いて四葉ちゃん指を抜いてぇ」

 哀願しながらも、三人、いや他の十一人の姉妹から受けた躾の名をした懲罰に恐れ泣きながら腰を突き出しつづける衛。悲哀に満ちた姿を見て三人の姉妹は愉悦の笑みを浮かべる。愛する兄を独り占めにした衛に情けなど加える気は毛頭無かった。

「誰がそんな口の聞き方を教えたのかしら? 四葉ちゃん、もっと奥まで指の根元まで入れてあげて」

 鞠絵が四葉にそういうと、四葉は口元を歪めてゆっくりゆっくりと指を衛の胎内に静めていく。

「いだぃ・・・いだいよ。あぐ、ぎひぃぃぃぃひゅん」

「そうだよ。アニキは騙されてるんだよ。こんなオトコオンナの何処がいいんだよ」

 鈴凛は衛を睨みつける。

 衛の声は擦るようながさつな愛撫が与える未知の快感に耐える声から、純粋な痛みに耐える声へと移り、息をするのもつらそうな悲鳴が続く。僅か指一般で弄られ、身体を抉られる苦痛に泣きながら耐え続けた。それでも四葉の指はゆっくりと引いて、更に衛の奥へと抉り進む。

「くぎぃぃ・・あぐぅぐぅ」

 奥歯を噛みしめ苦痛に耐える衛。これで胎内を抉られるのは何度目だろうか?

「よ、よふば、よふばつぁん・・・やめ、やべてぇ・・ま、まみょりの・・きょわれちゃぁうん」

 衛が言い終わる前に四葉の指が衛の胎内で曲がって、膣壁を掻き出すように抜かれ最後まで言い終わる前に悲鳴が飛んだ。

「あひゅぅ・・あ、ああひゅうぅ」

 足を開いて腰を突き出したポーズのまま、肩で息をしながら恐らく生まれて始めての種類の苦痛に耐える。燃えるように熱くジンジンと照りつくような痛みが女の子の部分から広がってくる。

「あり?」

「なにをしたの四葉ちゃん?」

 鞠絵と鈴凛が不思議そうに四葉に聞く。

「オトコオンナに『ちゃん』なんてつけて呼ばれると虫唾が走るデス」

 四葉が履き捨てると、

「そうね・・・。衛ちゃんは私たちの兄上様を盗った悪い子ですものね。反省が足らないわ」

「じゃあさあ、何て呼ばせる?」

 三人の残酷な復讐者は相談を始めた。

 束の間の安息は衛にとっては次の責め苦の助走でしかない。それでも衛は恥かしい恰好のまま瞳を閉じて黙って耐えるしかなかった。

 

続く

 

 

解説

 

 ウ〜ン・・・・・

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